はじめに: Grasshopperで動く時計を!
Rhinoユーザーの皆さん、Grasshopperでリアルタイムに動くパラメトリックな時計を作ってみませんか?このチュートリアルでは、幾何学的な時計盤のレイアウトから、C#コンポーネントによるシステム時刻の取得、そして針の正確な回転までをステップバイステップで習得できます。時間という動的な要素を取り入れたデザインに挑戦したい方にぴったりの内容です。
時計盤の設計とマーカー配置
まずは時計の土台作り。中心点を設定し、座標軸の方向を確立します。特に12時位置を合わせる放射状キャリブレーションが重要です。次に、時計のマーカーと数字を配置。内側のトラックオフセット作成、カーブ方向調整で時計回りの生成を保証。数字表示は3D Text Tagコンポーネントを活用し、1から12の数字を正しい位置に配置します。
リアルタイム時刻の取得と変換
このチュートリアルの核は、ライブシステム時刻の取得です。Triggerコンポーネントで更新をかけ、シンプルなC#スクリプトのC# ScriptコンポーネントでPCの現在時刻をリアルタイムに取得します。取得した時刻データは、そのままでは幾何学的な回転には使えません。そこで、数学的ドメインを構築し、生の時刻値を対応する幾何学的なベクトル角度へと再マッピングする処理を行います。例えば、Remap Numbersコンポーネントを活用し、0-60分の値を0-360度の範囲に変換するロジックを組みます。
パラメトリックな時間表現の実現
これらのステップで、Rhino内で完全に機能するリアルタイムのパラメトリック時計が完成します。時間を表示するだけでなく、Grasshopperの柔軟性を活かし、時計の針の形状や文字盤のデザインを自在に変更できるのが魅力です。秒針、分針、時針それぞれに異なるデザインを適用したり、インタラクティブな要素を追加したりも可能。このロジックは、時間の流れをデザインに組み込む強力なツールとなるでしょう。
