Rhino、Grasshopper、Revitを連携させ、パラメトリックなボロノイファサードをゼロから構築する手順を解説する動画が公開されています。複雑なデザインとBIMの橋渡しをスムーズに行う実践的な内容で、建築デザインの可能性を広げたい方に必見です。本記事では、その主要なポイントをご紹介します。

ボロノイファサードの生成ロジック

動画冒頭では、ファサードの「皮膚」となるボロノイパターンをGrasshopperで開発するプロセスが紹介されます(00:47〜)。まず、ベースサーフェス上にPopulate Geometryでランダムな点を生成。これに基づいてVoronoi 3Dコンポーネントを適用し、ボロノイセルを作成します。生成されたセルは、ExtrudeBoundary Surfacesなどで厚みを持たせ、リアルなファサード要素へと変換。ボロノイの密度や形状をパラメトリックにコントロールするアプローチが学べます。

RhinoとRevit間の連携フロー

次に、RevitからベースモデルをRhinoに取り込む手順(05:23〜06:37)、そしてGrasshopperで完成したファサードをRevitへエクスポートするプロセス(09:51〜)が解説されます。RevitのアウトラインをRhinoにインポートし、ファサード配置の土台を作成。RhinoのジオメトリをRevit要素として認識させるには、Rhino.Inside.Revitのようなプラグインが有効です。これにより、GrasshopperのジオメトリをRevitのネイティブなファミリやオブジェクトとして直接変換・配置が可能。デザインの整合性を保ちつつ、Rhino/Grasshopperのモデリング能力をBIMワークフローに組み込む重要な連携フローです。

まとめ:効率的なデザインとBIM統合

このチュートリアルは、Rhino/Grasshopperの高度なモデリング能力とRevitのBIM機能を融合させ、複雑な建築デザインを効率的に実現する方法を示します。パラメトリックデザイン初心者から、既存のBIMワークフローに新しい手法を取り入れたいプロフェッショナルまで、幅広い層にとって有益です。ぜひ動画を参考に、あなた自身のパラメトリックファサード作成に挑戦してみてください。