RhinoSpatial: 敷地情報連携のTips

建築・都市計画で敷地状況の把握は不可欠です。Rhino/Grasshopperへの地理空間データ統合は手間でした。Grasshopperプラグイン「RhinoSpatial」を使えば、WFS、WMS、GeoTIFF、地形、OpenStreetMapなど、多様な敷地コンテキストを効率的にRhinoへ取り込めます。本稿では活用方法を紹介します。

多様な地理空間データのインポート

RhinoSpatialの利用は、「Spatial Context」で地理的範囲を設定することから。ベクターは「Load WFS」でWFSから、ラスター画像は「Load WMS」でWMSから読み込みます。高解像度画像や標高データは「Load GeoTIFF」で直接インポート可能。多層的な敷地情報をGrasshopper上で手軽に扱えます。

地形・建物データでリアリティを

プロジェクトのリアリティには、正確な地形と周囲の建物情報が欠かせません。「Load Terrain」で標高データから地形モデルを生成。都市景観把握には、「Load LoD2 Buildings」で屋根形状まで表現された建物データを読み込み、日照シミュレーションなどに活用。「Load OSM」で道路網やランドマークも手軽に取り込めます。

Google 3D Tilesと注意点

RhinoSpatialは、Google 3D Tilesを視覚リファレンスとして活用可能。「3D Tiles Viewer (Google)」でGoogle Maps Platformの3DデータをRhinoビューポートに表示できます。ただし、これは視覚参照用でAPIキーが必要です。データはRhinoジオメトリとして直接インポートされません。RhinoSpatialはアルファ版であり、今後の変更点に留意し、最新情報を確認してください。