tips013

エラーと作法③
— キャンバスの整理

Params ▸ Primitive ▸ Data

コンポーネントの整理について解説

同じ結果を出す2つのキャンバス

  • スライダー4本(幅 8 / 奥行き 5 / 階高 3 / 階数 5)から Series ▸ Construct Point ▸ XY Plane ▸ Rectangle ▸ Area ▸ Mass Addition とつなぎ、5階ぶんの床の合計面積を出す

① 整理する前

  • スライダー4本を左端にまとめ、そこから値を使うコンポーネントへ直接つなぐ
  • グループは作らず、名前も付けない
クリックで拡大。

Result① 整理する前

コンポーネントの数12
中継をするDataコンポーネント0
ワイヤーの数11
交差している組み合わせ7

② 整理したあと

  • キャンバスを3つのグループに割り、G1 入力 / G2 各階の位置 / G3 床の面積 と名前を付ける
  • スライダーの名前を / 奥行き / 階高 / 階数 に変える
  • Data をスライダーの右と、その値を使うグループの左端に1枚ずつ置き、その2枚をつなぐ
G1 / G2 / G3 はグループに付けた名前で、読む順序の番号。各グループの端にある 階高・階数・幅・奥行き がお皿。クリックで拡大。

Result② 整理したあと

コンポーネントの数20
中継をするDataコンポーネント8
ワイヤーの数19
交差している組み合わせ0

変わるもの・変わらないもの

変わらない合計床面積 200、各階の高さ 0, 3, 6, 9, 12、警告・エラー 0件
増えるコンポーネントが 12 から 20 へ。中継をするDataコンポーネントを追加した
減るワイヤーの交差が 7 組から 0 組へ

整理をすることで、キャンバスが読みやすくなる

中継するコンポーネント(お皿コンポーネント)でデータを受け渡す

  • Data(Params ▸ Primitive・キャンバスでの表示も Data)をスライダーの右に1枚置いて名前を付ける = 送り皿
  • 値を使う側のグループの左端にもう1枚置き、送り皿からつなぐ = 受け皿

長いワイヤーは送り皿と受け皿の間の1本だけになり、グループの中は短い配線だけで済む。
受け皿の上下の並びを、つなぐ先の入力の上下にそろえておくと、この1本も交差しない。

名前を付ける

名前を付けないつないだ先の入力名がそのまま出る(X Size / Y Size / Step / Count
名前を付ける / 奥行き / 階高 / 階数

借りてきた名前は、その数値が何のためにあるかを表していない。
そのため後から開いた際の自分にも、渡した相手にも読めない。

注意

整理してもコンポーネントは減らない。この例では8個増え、減ったのはワイヤーの交差だけ。
G1 / G2 / G3 の番号は処理の順番を表す。番号を振っておくと、どの順で処理が進んでいるのかがわかりやすい。

#整理術