tips021

数値と単位⑦
— Series

Sets ▸ Sequence ▸ Series

等間隔に並んだ数のリストを作るコンポーネント。
始まりの値・刻み幅・個数の3つだけで決まる。

何をつなぐか

  • S(Start)に始まりの値、N(Step)に刻み幅、C(Count)に個数をつなぐ。
    3つともつながなければ S=0N=1C=10 で、0 から 9 までの10個が出る。
  • 出力の S(Series)が数のリスト。
    項目の数を決めるのは C だけ。
①が茶、②が青、③が緑の枠で、本文の①②③に対応する。左の3つのパネルは上から SNC の順。右のパネルの左端の列は項目の番号で、0 から始まる(①は番号と値がたまたま同じ並びになる)。クリックで拡大。

どうなる — 間隔と個数

S=0 / N=1 / C=10 — 10個

S 出力0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9

S=0 / N=10 / C=5 — 5個

S 出力0, 10, 20, 30, 40

②は N1 から 10 に変えただけ。
間隔が10になって列は遠くまで伸びるが、項目は C の5個のまま。

N は個数ではない

N(Step)次の値までの刻み幅。大きくしても項目は増えない
C(Count)項目の数。ここだけが「何個できるか」を決める

ニックネームの N が指しているのは Number ではなく Step
個数を変えたいときに触るのは C

小数も負の値も通る

S=5 / N=2.5 / C=4

S 出力5, 7.5, 10, 12.5

SN は Number(実数)を受ける入力なので、小数も負の値もそのまま通る。
C だけが Integer(整数)を受ける。

  • S=0 / N=-1 / C=50, -1, -2, -3, -4
    刻みが負だと下りの列になる。
  • S=7 / N=0 / C=47, 7, 7, 7
    同じ値を C 個ぶん並べたいときに使える。
  • S=-2 / N=0.5 / C=5-2, -1.5, -1, -0.5, 0

C の丸めと 0

C = 2.42個(0, 1
C = 2.53個(0, 1, 2)— 0.5 は大きいほうへ
C = 00個。警告は出ない
C = -10個。Series with negative count ignored. の警告が出る

C は整数を受ける入力なので、小数を渡すと丸められる。
丸めそのものに警告は出ない。

Range との違い

SeriesC に渡した数だけ項目ができる。刻み幅は自分で決める
Range(Sets ▸ Sequence ▸ Range)D(Domain・値の区間・tips014)を N(Steps)で割る。項目は N に1を足した数で、刻み幅は自動で決まる

0 から 10 を 2 刻みで並べるなら、Series は S=0 / N=2 / C=6、Range は D=0 To 10 / N=5
どちらも出力は 0, 2, 4, 6, 8, 10 の6項目。

使いどころ

  • 部材の通し番号を作る。
    S=0 / N=1 の既定のまま C だけをスライダーにすると、番号の個数だけが後から変わる。
  • 等間隔の座標を作る。
    S=0 / N=10 / C=5 を Construct Point(Vector ▸ Point ▸ Construct Point)の X に渡すと、{0, 0, 0} から {40, 0, 0} までの5点になる。
  • 角度の列を作る。
    S=0 / N=15 / C=240 から 345 までの24方向。

注意

SNC はどれも1個ずつ受ける入力なので、2項目のリストを S に渡すと Series が2本できる。
0100N=1 / C=3 で渡すと 0, 1, 2100, 101, 102 の2本に分かれ、警告は出ない。

全長を本数で割って N を作る Division → Series の型は、別の tips で扱う。

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