Rhinoユーザーの皆さん、環境解析の常識が変わるかもしれません!

Jiftoとは? 新しい環境解析ツール

今回ご紹介するのは、Rhino 8専用の画期的な新プラグイン「Jifto」です。これまで環境解析といえば、LadybugHoneybeeを使った複雑なGrasshopperのセットアップ、EPWファイルの準備、データツリーとの格闘が必要でしたよね。しかし、Jiftoを使えば、日照、影、風、微気候といった多岐にわたる解析が、Rhino内で数クリックで完結します。初期設計段階で、より迅速かつ直感的な視覚的フィードバックを得たい建築家やデザイナーにとって、まさに待望のツールと言えるでしょう。

基本ワークフローでサクッと解析

Jiftoの基本的な使い方は非常にシンプルです。まずプラグインをインストールし、解析したい敷地コンテキストをインポートします。あとは、太陽光、影、風など、目的に応じた解析タイプを選んで実行するだけ。設定を調整し、結果を即座に確認できます。気に入った解析結果は画像としてエクスポートしたり、Rhinoにベイク(Bake)してジオメトリとして活用したりすることも可能です。さらに、内蔵のアシスタント(Assistant)機能が解析をサポートしてくれるので、初心者でも安心して使いこなせるはずです。

設計プロセスを革新する価値

このJiftoは、有名な設計事務所Henning Larsenがスポンサーとなって開発されています。その最大の価値は、詳細な技術ワークフローに入る前の、まさに初期設計段階で、スピーディーかつ視覚的なフィードバックが得られる点にあります。複雑なシミュレーションモデルを構築する前に、デザインの方向性を素早く検証できるため、より直感的で、かつデータに基づいた設計判断が可能になります。これにより、設計プロセスの効率が劇的に向上し、より質の高いアウトプットへと繋がるでしょう。

Jiftoをさらに深く学ぶには

もしJiftoの可能性にもっと深く触れたいなら、7月15日と16日に開催される2日間のライブワークショップがおすすめです。Jiftoの創設者であり、Henning Larsenの元計算デザイン責任者であるMariusz Hermansdorfer氏が直接指導してくれます。プロジェクト設定から日照、影、風、微気候、昼光、雨水、土工といった広範なトピックを網羅し、より高度な活用法を学べます。このワークショップは「How to Rhino Premium」コミュニティ内で開催されるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。