Rhino 3Dでのモデリング、楽しんでいますか? 自由な発想を形にするRhinoですが、その精度を左右するのが「サーフェスやエッジの結合・解除」といった基本的な操作です。今回は、モデリングの質を格段に向上させるUnir、UnirBorde、DesUnirBordeという3つのコマンドについて、その使い方と活用術を深掘りしていきましょう。
精密モデリングの基礎知識
Rhinoで複雑な形状を作成する際、複数のサーフェスを組み合わせることがよくありますよね。これらのサーフェスをただ隣接させるだけでなく、きちんと「結合」することで、より堅牢で編集しやすいポリサーフェスを構築できます。今回紹介するコマンドは、この結合・解除のプロセスを自在にコントロールするための強力なツールなんです。
サーフェス結合の極意:Unir
まずは、最も基本的なコマンドであるUnir(ユニル)から。これは、選択した複数のサーフェスやポリサーフェスを結合して、一つのオブジェクトにするコマンドです。例えば、箱を作るために6つのサーフェスを作成した場合、それらすべてを選択してUnirを実行すると、穴の開いていないソリッドな箱(ポリサーフェス)になります。これにより、オブジェクトの管理がしやすくなるだけでなく、ブーリアン演算などの次のステップに進むための準備が整いますよ。サーフェス同士が完全に接している必要がありますが、わずかな隙間は許容されることもあります。
エッジ操作の鍵:UnirBorde
次に、少し上級者向けのUnirBorde(ユニルボルデ)です。これは、選択した2つのエッジを結合するコマンドで、特にサーフェスのトリム後にできた不必要なエッジを整理したいときに重宝します。例えば、あるサーフェスを別のサーフェスでトリムした際、元のサーフェスの一部が残ってしまうことがありますよね。その残った部分のエッジと、トリム後のエッジをUnirBordeで結合することで、よりクリーンなエッジ構造を作り出すことができます。サーフェスの外形を整えたり、後工程でのサーフェス作成をスムーズにしたりするのに非常に役立ちます。
柔軟な編集:DesUnirBorde
そして、結合したものを元に戻すのがDesUnirBorde(デスユニルボルデ)です。これは、結合されたエッジ、例えばUnirBordeで結合したエッジや、ポリサーフェスのエッジの一部を「結合解除」するコマンドです。モデリング中に「やっぱりこのエッジは分離しておきたいな」とか、「特定のサーフェスだけを編集したいから、一時的に切り離したい」といった状況で大活躍します。柔軟なモデリング作業には欠かせないツールと言えるでしょう。
まとめ:より美しいモデルへ
Unir、UnirBorde、DesUnirBordeの3つのコマンドを使いこなすことで、Rhinoでのモデリングの精度と効率は飛躍的に向上します。特に、複雑なモデルを作成する際には、これらのエッジやサーフェスの結合・解除が、クリーンなトポロジーを維持し、後の編集作業をスムーズに進めるための鍵となります。ぜひ今回の内容を参考に、あなたのRhinoモデリングスキルを次のレベルへと引き上げてくださいね!
