「Rhino/Grasshopperで設計した竹建築、レンダリングは素晴らしいのに、いざ建てようとすると構造的に無理がある…」そんな経験はありませんか?
多くのデザイナーが直面するこの課題に対し、Studio PenjorはRhinoceros 3DとGrasshopperを駆使した独自のワークフローで解決策を提示しています。この動画は、単なるノードごとのチュートリアルではなく、有機的な竹のデザイン原則を計算ロジックへと変換する思考プロセスと、実際のプロジェクトで使われる構造的な調整方法に焦点を当てています。
見た目と構造を両立する竹建築
竹は非常に魅力的で環境に優しい建築材料ですが、その有機的な形状ゆえに、構造的な安定性や施工性を確保するのが難しいとされています。Studio Penjorのワークフローは、このギャップを埋めることを目的としています。彼らは、美しいデザインを追求しながらも、それが実際に「建てられる」ものであることを保証するためのアプローチをRhinoとGrasshopperで実践しているんです。
実践的な設計ワークフロー
動画では、竹建築の設計をトップダウンで進める彼らのアプローチが詳細に解説されています。まず、建物の「Basic Shape」から始まり、屋根の主要な構造要素である「Rafter (垂木)」、その上を通る「Purlin (母屋)」、そして「Ridge (棟木)」といった部分がRhinoとGrasshopperでどのようにパラメトリックに定義されていくかが示されます。例えば、Curveコンポーネントで基本線を定義し、それをExtrudeで厚みを持たせたり、Loftで曲面を生成したりしながら、構造部材を形作っていく流れは非常に参考になります。さらに、建物の骨格となる「Beam (梁)」や「Column (柱)」の配置も、構造的な整合性を保ちながらデザインに落とし込む工夫が紹介されています。
パラメトリック設計で構造を最適化
このワークフローの最大の魅力は、デザインの初期段階から構造的な健全性と施工効率を考慮している点です。Grasshopperのパラメトリックな機能を使うことで、設計者は各部材の寸法や配置を柔軟に変更し、リアルタイムで構造的な影響を確認できます。これにより、手作業での膨大な調整時間を大幅に削減し、より効率的かつ堅牢な竹建築設計が可能になります。単に見た目が良いだけでなく、風荷重や地震荷重にも耐えうる、実用的な建築物を目指すための強力なツールとなるでしょう。
実践的リソースでスキルアップ
この動画で紹介されているStudio Penjorの実際のワークフローを深く学びたい方のために、動画内で使用された完全な.3dmモデルとGrasshopperスクリプトが提供されています。これにより、彼らの思考プロセスと具体的な実装方法を自身のRhino/Grasshopper環境で再現し、実践的に学ぶことができます。特に、初めての10名には「INTROPENJOR」のコードで50%オフという割引もあるので、この機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか。理論だけでなく、実践的なスキルを身につけたい方には最高の学習リソースとなるはずです。
