はじめに:Rhinoで魅せる積層チェア
Rhino 3Dを使って、現代的で魅力的なパラメトリック積層チェアをデザインしてみませんか?このチュートリアルでは、初心者でも簡単に学べるモデリングテクニックを使い、基本的な曲線から複雑なパラメトリック形状へと発展させる方法をステップバイステップで解説します。建築学生、インダストリアルデザイナー、家具デザイナー、そしてRhino初心者の方々にとって、3Dモデリングスキルとパラメトリック家具デザインのワークフローを理解する絶好の機会となるでしょう。
基本形状から椅子の骨格を構築する
まず、椅子のベースとなる形状を作成します。チュートリアルでは、SubD Sphereコマンド(0:20)を使って球体からスタートし、これを椅子の曲線的な背もたれや座面の元として利用します。次に、この球体に対してContourコマンド(1:36)を適用することで、積層デザインの基礎となる多数の断面カーブを生成します。これらのカーブは、後で厚みを持たせるための重要な要素となります。生成されたカーブをExtrudeコマンド(1:56)で押し出し、基本的な厚みを持たせることで、積層構造の初期段階を視覚化します。
座面と積層構造のディテール
椅子の座面となる部分や、デザイン上のアクセントを加えるための穴を開けていきましょう。まず、座面の形状を定義するためにCircleコマンド(2:12)で円を作成します。この円をExtrudeコマンド(2:32)で押し出し、先の積層モデルと重なるソリッドを作成します。そして、Boolean Differenceコマンド(2:49)を使って、このソリッドから積層モデルを切り抜くことで、座面となる開口部をスマートに形成します。さらに、積層された各エレメントの配置を調整するためにScale Positionsコマンド(3:09)を活用し、よりダイナミックな形状変化を与えます。最後に、再びExtrudeコマンド(3:27)を使って、積層されたパーツに最終的な厚みを持たせ、モダンなレイヤードチェアのデザインを完成させます。
パラメトリックワークフローと実践応用
このチュートリアルで学んだ一連のプロセスは、Rhino 3Dにおけるパラメトリックモデリングの基礎を築きます。曲線から始まり、それを操作し、ソリッドへと変換していくワークフローは、家具デザインだけでなく、建築モデリングやプロダクトデザインなど、様々な分野に応用可能です。最終的には、完成したモデルをレンダリングやCNC加工の準備へと進めることで、デザインから製造までの一貫した流れを体験できます。ぜひこの機会に、Rhino 3Dでのクリエイティブな表現力を高めてみてください。
