Wallaceiでデザイン最適化:基本ロジック

Rhino/Grasshopperユーザーの皆さん、こんにちは!今回は、Grasshopperプラグイン「Wallacei」の基本ロジックと実践的な使い方を解説します。Part2として、Grasshopper上での具体的な設定やコンポーネント活用に焦点を当てます。Wallaceiは、複数の目的を考慮し最適なデザイン解を探索できる遺伝的アルゴリズムに基づくソリューション。複雑なデザイン問題に対し、効率的かつ創造的な答えを導く手助けとなるでしょう。Wallaceiを使ってみたい方にとって、その核心を理解するのに役立つはずです。

最適化の3要素と接続

Wallaceiで最適化を実行するには、「遺伝子(Genes)」「目的(Objectives)」「制約(Constraints)」の3要素定義が不可欠です。

* 遺伝子(Genes): デザインの入力変数。建物高さなど、変化させたいパラメーターをNumber Sliderで設定します。
* 目的(Objectives): 最適化したい評価基準。「日射量最小化」といった目標を、計算結果をWallaceiXコンポーネントに接続して定義します。
* 制約(Constraints): 満たすべき条件。「コスト〇〇円以下」といったルールを数値で定義し、これもWallaceiXに接続します。

これらを明確に定義し、Grasshopperロジックを組むことが、最適化成功の鍵です。

Wallaceiソルバー実行と結果分析

要素定義後、メインのWallaceiソルバーコンポーネントを設定します。

Wallaceiコンポーネントを配置し、遺伝子(G)にはNumber Sliderからの入力、目的(O)と制約(C)にはWallaceiXで定義したデータを接続。さらにWallacei Settingsで個体群サイズや世代数など、アルゴリズムのパラメーターを設定します。収束速度や探索幅に影響するため、適切な値を見つけることが重要です。

全て接続できたら、「Run」ボタンで最適化を開始。完了後、Wallaceiは「パレートフロンティア」と呼ばれる最適解の集合を出力します。結果はPanelなどで可視化し、目的達成度を把握しましょう。動画のコード説明を参考に、デザインプロジェクトにWallaceiを導入してみてください!