tips010

数値と単位③
— m と mm の混在

Rhino ▸ Content ▸ Convert Units

データの単位を、元の単位から変換先の単位に直すコンポーネント(キャンバス上の表示名は C-Units)。
Grasshopper の数値そのものに単位は無く、3 が 3mm か 3m かは Rhino のドキュメントの単位が決めている。

何をつなぐか

  • D(Data)に変換したい数値かジオメトリ、S(Source=元の単位)と T(Target=変換先の単位)に単位名をつなぐ
  • 単位名は Panel に Meters Millimeters のように書く
上(オレンジ)が①、下(青)が②。元の数値はどちらも左のパネルの 3。面積のパネルの 9.0e+6 は 9000000(Panel は 100万以上を指数で表示する)。クリックで拡大。

① 一辺 3 のまま置く

  • 一辺 3 の Rectangle(Curve ▸ Primitive ▸ Rectangle)を、Length(図では Len)と Area に通す(図①の①・オレンジの枠)

Before① 3 のまま

一辺3
周長12
面積9

② Convert Units でそろえる

  • Rectangle を D に、MetersS に、MillimetersT につなぐ(図①の②・青い枠)

After② Millimeters にそろえた

一辺3000
周長12000
面積9000000

一辺と周長は 1000 倍になる。
面積は縦と横の両方が 1000 倍になるので、1000 の2乗=1000000 倍になる。

数値だけを通したとき

D に入れた数値は、長さとして換算される。
面積のつもりで 9 を渡しても、1000 倍の 9000 しか返ってこない。

①②が Convert Units、③が Multiplication。②と③はどちらも面積のつもりの 9 を渡している。クリックで拡大。

ResultMeters → Millimeters

通した数値3(長さ)9(面積)
出てくる値30009000
本当の値30009000000

面積は 1000000(1000 の2乗)を掛けてそろえる(図②の③)。
ジオメトリごと D に通せば、Area が返す値は最初から 9000000 になる。

単位名の書き方

単位は正式な名称を英語表記・複数形で記述する。
m / mm / Meter は機能しないので注意する。

機能しないときも警告は出ない。
換算されなかったことは、出てきた値でしか分からない。

使いどころ

  • m で作られた敷地や地形のデータを、mm のモデルに合わせて取り込む。
  • ジオメトリをまとめて D に通し、モデルの単位をそろえる。
  • Meters から Centimeters のように、mm と m 以外の組み合わせに直す(3300 になる)。

注意

ST に同じ単位を入れると、値は変わらないまま通る。
読めない単位名を書いたときも、未接続のときも、同じように黙って通る。
思ったとおりに換算されたかは、33000 のように桁が変わっているかで必ず確かめる。

#単位・角度