tips016

エラーと作法④
— 直す順番

Params ▸ Geometry ▸ Curve / Curve ▸ Division ▸ Divide Curve

色が付いたコンポーネントが3つ並んでいても、間違いは1か所だけのことがある。
直すのは、色が付いたうちのいちばん上流の1つ。

上流をたどる

  • 色が付いたコンポーネントから、入力のワイヤーを左へ(データが来るほうへ)たどる
  • 色が付いていないものに当たったら、その1つ手前だけを直す。下流は触らない
キャンバスに出る名前は Cir(Circle)・Crv(Curve)・Divide(Divide Curve)・Lng(List Length)。Crv は曲線を受け取って下流へ渡すだけのコンポーネントで、20 は円の半径、10 は分割数。クリックで拡大。

オレンジは下流へ伝わる

Before① つなぎ忘れ

Crvオレンジ
Divide Curveオレンジ
List Lengthオレンジ
結果のパネルNo data was collected...

After② つないだ

Crv
Divide Curve
List Length
結果のパネル10

つないだのはワイヤー1本だけで、下流の2つには触っていない。
データが届いたとたんに、3つとも同時に色が消える。

メッセージは症状しか言わない

CrvFloating parameter Crv failed to collect data
Divide CurveInput parameter C failed to collect data
List LengthInput parameter L failed to collect data

3つとも「入力にデータが来なかった」としか書いていない。
どこで途切れたかはメッセージに出ないので、ワイヤーをたどって探す。

赤は下流へ伝わらない

  • Cir の R(半径)に、数値ではなく文字 abc を渡す
右端のパネルは List Length が返した値。クリックで拡大。

Before③ R に abc

Circle
Crv
Divide Curve
List Length
結果のパネル0

After④ R に 20

Circle
Crv
Divide Curve
List Length
結果のパネル10

赤い Circle が出すのは null(中身が無いことを表す値)が1個。
下流はそれを受け取っても何も作れず、色が付かないまま 0 を返す。

色ごとの読み方

オレンジ入力にデータが来なかった。上流をたどる
そのコンポーネントの中で失敗した。そこを直す
正しいとはかぎらない。中身は Panel で確かめる

使いどころ

  • 色が3つ付いた = 直す場所が3つある、ではない
  • 結果に近いほうから直したくなるが、上流が直れば下流はひとりでに戻る
  • 件数が合わないときは、途中に Panel をつないで、どこで数が変わったかを見る

注意

下流の値を変えても、上流が途切れていれば結果は変わらない。図①の N10 から 50 に増やしても、結果は空のまま、オレンジも3つのまま。
図②の③で List Length が返す 0 は「リストが空」という正しい答え。値が返ってきたことと、ほしいものが返ってきたことは別。

#エラー対処