tips017
数値と単位⑥
— Pi
Maths ▸ Util ▸ Pi
π を返すコンポーネント。
N(Factor=π に掛ける数)に入れた数だけ π を掛けた値を返す。
何をつなぐか
- N に何もつながなければ π そのもの。1周分の角度がほしければ
2をつなぐ - 角を等分するときは
2÷ 分割数 をA/B(Division)で作って N につなぐ
0.4 は A/B の結果で、そのまま N にも入っている。クリックで拡大。① そのまま置く
- N に何もつながずに Pi を置く(図①の①・オレンジの枠)
Result① N 未接続
| Panel の表示 | Pi |
|---|---|
| 実際の値 | 3.141592653589793 |
| 角度でいうと | 半周(180°) |
② N に 2 を入れる
2と書いたパネルを N につなぐ(図①の②・青い枠)
Result② N = 2
| Panel の表示 | 2.0 * Pi |
|---|---|
| 実際の値 | 6.283185307179586 |
| 角度でいうと | 1周(360°) |
N は 1周が 2、半周が 1、1/4周が 0.5。
GH の角度はラジアン(1周を 2π で数える単位)なので、度に直さずそのまま角度に使える。
③ N に 2÷5 を入れる
2のパネルをA/Bの A に、5のパネルを B に入れて、その結果を N につなぐ(図①の③・緑の枠)
Result③ N = 0.4
| Panel の表示 | 1.256637 |
|---|---|
| 実際の値 | 1.2566370614359172 |
| 角度でいうと | 1周の 1/5(72°) |
分割数を持っているのは 5 のパネルだけ。
ここを動かせば、等分のまま本数だけ変わる。
Panel の表示は値そのものではない
上の3つの表の「実際の値」は、Panel ではなく Format(Sets ▸ Text)で出したもの。
Panel は π の倍数を 2.0 * Pi の形に書き換えて出す。
倍数でない結果は 1.256637 のように小数6桁に丸めて出る。
2。{0:F15} は小数15桁で出す指定。クリックで拡大。| Panel に直結 | 2.0 * Pi。値ではなく π の倍数として書かれる |
|---|---|
Format の F に {0:F15} | 6.283185307179586。桁を指定した数字で出る |
Radians との使い分け
| 度で考えるとき | Radians の D に 72。出る値は 1.2566370614359172 |
|---|---|
| 周で考えるとき | Pi の N に 0.4。出る値は 1.2566370614359172 |
どちらも同じ値を返す。
円を等分する話なら、分割数をそのまま書ける Pi のほうが読める。
使いどころ
- 円形に柱を並べるとき、本数を変えても等間隔のままにする。
- らせんの巻き数をスライダーで変えるとき、巻き数 × 2 を N に入れる。
- 半周・1/4周のような切りのいい角を、度に直さずそのまま書く。
注意
出るのは常にラジアン。度のつもりで 90 を N に入れると、π の90倍(282.7433388230814)になる。
Panel に出るのは 90.0 * Pi だけなので、値がどれだけ大きいかは見えない。