— 2026.05.05 / Topic 01
EFFEKTの建築構造をGrasshopperで再現するパラメトリックスクリプト解説
YouTube / DCO Parametric
─── 詳細記事
建築事務所EFFEKTのビルデザインを見ると、複雑な構造フレームが絶妙なリズムで配置されていますよね。「自分のGHスキルじゃとても手が出ない…」と感じたことはありませんか?このチュートリアルはそんな壁を一気に崩してくれます。
このチュートリアルで学べること
DCO Parametricによる約25分の解説動画では、EFFEKTが手がけた建築構造を参考にGrasshopperでファサードを一から構築します。スクリプトはcopetedavid.comからフリーでDLできます。
スクリプトの3ステップ
スクリプト全体は大きく3段階で進みます。
- Divide Surface でベースサーフェスをUV方向にグリッド分割し、各セルの制御点を取得
- Scale NU で各セルを非均一スケール——X・Y・Z軸を独立制御することで構造フレームに厚みと凹凸が生まれる
- Loft で隣接するカーブをつないでパネルサーフェスを完成
Graph Mapperでバリエーションを作る
均一なグリッドだけでは単調になります。このスクリプトの肌は Graph Mapper です。建物高さ方向に沿ったカーブを設定することで、下層部は密集した構造・上層部は開放的なフォルムというEFFEKT特有のリズムが実現します。カーブを差し替えるだけでまったく異なる表情になるため、自分のデザインへの応用も容易です。
Data Treeを崩さないコツ
Divide Surface の出力はBranch構造を持つData Treeです。後段の Scale NU や Loft に渡す際にデータ構造を壊すと意図しない結果になります。Graft でBranchを展開したり Flatten で一次元化したりする場面が何度か出てきますが、ここを押さえると複雑なGHスクリプト全般が読み解けるようになります。
まずフリースクリプトをDLして全体の流れをトレースし、次に自分のビルフォルムに差し替えてみてください。
─── 要約
建築事務所EFFEKTが手がけたビル構造を題材に、Divide Surfaceでグリッド生成、Scale NUで立体フレームを制御、Graph Mapperで高さ方向のバリエーションを加える手法が約25分で身につきます。スクリプトはフリーDL付き。
